他の職種へ転職したい!けどなにから行動したらいいかわからない…
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歯科衛生士は転職成功する?衛生士の3Kの真実
歯科衛生士はきつい・汚い・給料安いの3Kと呼ばれることも。
確かに3Kと呼ばれてしまうのは仕方ないことだと思います。
著者が歯科衛生士をやめた理由はこちら
- 給料が安い
- 残業が多い(拘束時間が長い)
- 女性の多い職場なので人間関係で悩む
- 有休がとりづらい
- 立ち時間が長いので腰痛・足のむくみに襲われる
- 歯科衛生士に対する歯科医師のプレッシャー
- 歯科医師の方針の問題
- 感染症のリスク
- 使用器具を洗う
- 結婚・出産後も働けるかの不安
- 他の職種にもチャレンジしたい
リストからも分かるように
きつい=拘束時間が長い・サービス残業が多い
汚い=感染症のリスク・使用した器具を洗う
給料安い=他の医療従事者よりも給与は安い
他の医療系の職種と比べてもメリットが薄いですね。
給料の安さ
ほとんどの方が『給料の安さ』を挙げると思います。
国家資格を頑張って取得したのにも関わらず、給与が安いとモチベーションは下がります。
入社時 20歳‥総支給額 約16万円ほど 手取り額 約12万~13万(残業含む)
退社時 26歳…総支給額 約18万円ほど 手取り額 約15万~16万(残業含む)
歯科衛生士は国家資格ですが、著者の場合は6年間歯科に勤め手取りが16万。
他の国家資格の職種と比べても圧倒的に少ないのではないでしょうか。
現在の歯科衛生士の平均収入額を調べてみると、約20万~35万円くらい。
約2倍には上がってますが、それでも他の国家資格取得職種に比べるとまだまだ低いのでは?と思います。
給与は経営者の判断により決まる為、個人ではどうしようもありませんし、今の医院でこれ以上の給与のUPが期待できないようなら、転職活動を検討してみても良いと思います。
残業が多い(拘束時間が長い)
労働時間は通常であれば、1日8時間働いて1時間以上の休憩です。
歯科の営業時間ももちろん8時間ですが、それ以上に職場に長く滞在している方は多数いらっしゃると思います。
しかし、掃除や患者さんがいない時間は残業時間に入らないなど様々な理由をあげて給与を支給してもらえないこともあるはずです。
ちなみに著者が歯科で働いていた時のタイムスケジュールを下記に記載します。
歯科衛生士時代のタイムスケジュール
8:15‥出勤後、勉強会
8:30‥掃除
9:00‥業務開始
|
12:00‥お昼
| ➡患者さんがいればそのまま昼休みも短く30分という時も
13:30‥午後の診療スタート
18:00‥業務終了
| ➡患者さんが帰るまでが残業
19:00‥掃除・お金の計算
19:30~20:00‥退社
上記からわかるように、約12時間は職場にいました。
自宅に帰り、食事をし、お風呂に入って、寝るだけ。毎日同じことに繰り返し。
仕事と自宅の往復だけの生活にウンザリし、『毎日これで本当に良いのか?』と自問自答する日々が続くようになりました。
このモヤモヤする原因を考えた時に、『私は自由な時間がないのが嫌なんだ』と気づくことができました。
まずは気付きいた事でその後の行動が変えれたので私的にはよかったと思っています。
しかし、一点とても気になることが。
今の医院を退職した後を想像すると、高い授業料を支払って取得した『歯科衛生士の資格』が無駄になる…。その事が頭を過ぎり、退職をする行動にストップがかかりました。
辞めたい‥
辞めれない…
この無限のループにハマってしまい、なかなか転職の行動を出来ない自分自身にイライラしていた時期もありました。
ですが、最初の一歩が怖かっただけで踏み出してしまうとあとはその流れにのるだけでした。
退職した後、後悔は一度もしたことはありません。
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『人間関係』で悩んでいる方もまた多いです。
医師VSスタッフ もしくは スタッフVSスタッフ。
同じ職場で働いているので、同じような目標や志を持っている仲間のはずですが、やはり人間同士。
どうしても波長が合わない方がいます。
その中でも人間関係に疲れ、深刻に悩んでいる方がいるのでしたら、精神が壊れる前にすぐにでも職場を変えることをおすすめします。
有給がとりづらい
有給とは?
年次有給休暇とは、一定期間勤続した労働者に対して、心身の疲労を回復しゆとりある生活を保障するために付与される休暇のことで、「有給」で休むことができる、すなわち取得しても賃金が減額されない休暇のことです。
個人経営の歯科であれば、だいたい医師1人にスタッフ4~6名なので一人が休んでしまうと他の方に負担がかかる為、どうしても希望日に休むことないことがあります。
他の人に迷惑をかけるくらいなら‥と、諦めるべきなのでしょうか?
それとも、自分の好きな日に有給をとり、自分の好きなことに時間を費やしたい思うのかは人それぞれ。
著者は『自分の好きな日に気を使わずに休みたい』と思ったので退職を決意しました。
立ち時間が長い
歯科で働く人は立ち時間が長いのはご存知の通り。
施術中に患者さんの口の中を覗き込み、無理な態勢をして腰に負荷がかかる、またずっと立ったまま。
それこそ午前中の9時から13時頃までは立つことが多く、足がむくみ膝に負担がかかってしまいます。
20代、30代の若い頃でしたらまだ良いのですが、年齢を重ねた50歳、60歳では体も悲鳴をあげるのではないでしょうか?
今は『若いから大丈夫』と思っている方も体力や身体的に、体への限界がくる前に一度じっくりと考えてみても良いと思います。
歯科衛生士に対する歯科医師のプレッシャー
歯科医師から衛生士に対するプレッシャーを感じたことはありませんか?
『歯科衛生士だからこれくらいわかるでしょ?』
『歯科衛生士からテックくらい作れるでしょ?』
『歯科衛生士だから‥』
なんなの?!?!と思いますよね。
何にしても歯科衛生士だから出来て当たり前と思われるのは納得がいきません。
出来るかどうかは個人差や性格もあるのですから、『大丈夫だよね?』と一括りにされるの気持ちの良いものではないですよね。
『期待されている!』と嬉しく思う方もいるので全員がそうとは限りませんが。
歯科医師の方針の問題
一度は歯科衛生士から遠ざかった著者も、やっぱりもう一度やってみよう!と思い返し、退職から5年後に再び衛生士へ戻ったこともありました。
その時は1度目とは異なる歯科へ。
再就職してから気づきましたが、医院によって方針が全く違うと気づきました。
2院目の医師は、
・患者さんの前で怒鳴る
・インレーやアンレーに穴が空いてもそのまま装着する
・保険の患者さんよりも自費の患者さんを優先し、あからさまな態度の違い
・年一回の慰安旅行が海外旅行→気に入っている子のみ など
挙げてしまえばキリがありませんが、あまりのギャップにその歯科を3ヶ月で退職してしまい、『やっぱり歯科衛生士は無理だ』という事を心に深く刻んでしまうことになります。
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医院ではマスクを着用してますが、口腔内を触る仕事のため他の職種に比べると感染リスクは高いです。
この2年間はコロナに感染するリスクが高いという話を歯科衛生士の友人から多く聞きました。
著者も歯科衛生士で働いていた時はインフルエンザ・胃腸炎・溶連菌などに罹患し、熱や嘔吐に苦しんだ過去があります。
歯科衛生士は転職しなくても結婚・出産後も働ける?
30代ともなってくると、結婚や出産を意識して働く女性が多くなります。
もちろん結婚・出産後も働き続けることは可能ではありますが、保育園が18時お迎えを考えると19時や20時まで働いて帰宅するというのは無理。
そうなると、16時や17時に切り上げが可能なパートに変更することになります。
給料が正社員よりも安くなる上に、子供が小さい頃は体調不良で保育園からのお迎え電話が頻繁にかかってくる為、時給が減ることは間違いありません。
子供が優先なので当たり前ではありますが、仕事・家事・育児で疲れ果ててしまうことも。
家族やプライベートを優先させたい方には、是非とも他の職種を検討していただきたいですね。
歯科衛生士から転職して他の職種にチャレンジしたい方へ
歯科衛生士だけでなく他の職種にもチャレンジしたいと思う方は、悩むよりも1日も早く行動する方が良いでしょう。
一人で悩んで『どうしよう?』と考える時間も必要かもしれませんが、解決はしないでしょう。
転職やスキルアップの情報を見て考えてからでも遅くはありません。
転職サイトに登録したり、エージェントに相談したり、パソコンスキルを上げたりとまずは行動することをおすすめします。
転職活動のリスクはゼロですよね。
やってみて駄目なら転職をしなければ良いだけの話。
自分の知らない情報や知識はたくさんあり、今の自分に必要なものを収集することが大切ですね。
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